弊社では、企業様の個別のニーズに対応して、ご提案書を作成させていただいております。この資料は、メンター制度導入に関する一般的な内容を掲載しておりますので、個別のご提案書をご希望の際は、お気軽にお申し付け下さい。その際は、簡単なインタビューをさせていただいた上ご提案書を作成させていただきます。(無料)

メンター制度を導入される一般的な目的

企業がメンター制度を導入する理由とメリットは多岐にわたります。メンター制度は、経験豊富な社員が新入社員やキャリアアップを目指す社員に対して、知識、スキル、経験を共有し、サポートする体制を指します。以下に、その主な理由とメリットを説明します。

●導入する理由

1. スキルの伝承と知識の共有
経験豊富な社員から新入社員へ、重要な業務知識やスキルを効果的に伝えることができます。これにより、組織内の知識の継続性が保たれます。

2. 社員の成長促進
個々の社員がキャリアパスを明確にし、個人の目標達成に向けて必要なスキルや経験を身につける手助けをします。

3. 組織文化の強化
メンターとメンティー間の関係構築を通じて、組織全体のコミュニケーションと相互理解が促進され、より強固な組織文化が築かれます。

4. 従業員満足度とエンゲージメントの向上
社員がサポートされ、価値を感じることで、仕事に対する満足感とエンゲージメントが高まります。

●メリット

1. 人材の育成と保持
メンタリングにより社員のスキルアップが促進され、キャリアの成長を支援することで、優秀な人材を組織内に保持することができます。

2. 生産性の向上
ターゲットに合わせた指導を受けた社員は、仕事の効率が上がり、生産性の向上につながります。

3. 組織の柔軟性と適応性の強化
経験と知識を共有することで、変化する市場や技術に迅速に対応できる柔軟性と適応性を組織が身につけます。

4. 後継者育成のサポート
メンター制度は、将来のリーダーや重要なポジションを担う人材の発掘と育成を促進します。

メンター制度を導入することで、社員個人の成長だけでなく、組織全体の競争力と持続可能性を高めることができます。これらの理由とメリットは、企業が人材育成のためにメンター制度を導入する強力な動機となります。

1.離職率の引き下げ
2.生産性の向上
3.ナレッジの共有・形式知化
4.スキルの共有・伝授
5.組織の風土改善
6.理念の浸透
7.キャリア支援(女性活躍推進など)
8.メンタルヘルスの向上
9.その他

実際には、これらの項目がバラバラで、別々の内容ではなく、結果として、それぞれが相乗効果として実現できる内容となっています。よって、一つの目的からスタートしても、全ての領域で効果が期待できるものがメンター制度導入のメリットです。

メンタリングで見えないコンピテンシーを育てる

弊社がお勧めする導入の考え方

メンター制度を導入される場合には、組織(或いは部署)のミッションや方針と関連させて運営されることをお勧めします。なぜなら、そのような状況において、メンタリングが一番活かされるからです。
メンター制度だけを独立して運営された場合には、導入時には、風通しは多少良くなりますが、参加者の印象として、効果が無い、継続しない等の問題が発生する可能性が高くなります。また、メンター制度の目的、全体像は、組織、チーム、グループ等のコミットメントが重要な鍵となりますので、組織課題を無視しては、連帯感が得られない状態となってしまい効果や成果が期待できません。
弊社では、このような観点を重視しながら、さらに企業様のニーズにお応えする方法を共創してまいります。

メンター制度導入と共育のプロセス

1.全体の明確にする(メンター制度の目的を明確にする。
(制度が安定していく中で目的自体も徐々に変化していくケースもあります)
2.事務局を設置する。
3.メンター制度のルールを決める
4.マッチングを行う
5.メンター、メンティの教育を実施する
6.メンタリングの実施
7.モニタリング、フォロー会の実施
8.プログラムの評価
9.次期プログラムの改善及び制度の目的の見直し

導入のプロセスは、その規模、ニーズ等によって異なりますので、上記のプロセスは一般的にポイントとなるところのみ記載しています。

メンター・メンティ研修について

メンター制度を導入するにあたっては、より効果的にメンタリングが実施できるようメンター(及びメンティ)に対しては、マインドとスキルの両面で研修を実施することをおすすめします。また、この研修には次のような副二次的相乗効果が期待できます。

【研修で得られる相乗効果】

1. “仕事”と“人生”のリンケージ(関連)を明確にできる。
2. 顕在的には認識していなかった自分自身の資質について知ることができる。 (例:本当に自分がやりたかった事、等)
3. “思考法” の重要性を知り、現状のパラダイム(考え方の枠組み)を変化させることができるようになる。
4. 時代背景から、なぜ“自立(律)”が重要であるかを理解し、自立(律)型人間を目指し、他者に対しても自立を促す指導や支援をすることの価 値を感じることが出来るようになる。
5. 本気で取り組む姿勢を身につけることができる。

【弊社の研修の特徴】

弊社の実施する研修では、 ①目的 ②背景にあるマインド・哲学 ③実行するためのスキル をバランス良くコンテンツに含めていますので、受講された方の理解度とコミットメントがとても高くなります。また、*共進化メンタリングプロセス理論を採用することにより、誰でもが、メンタリングを理解し、納得しながら(楽しみながら)実践できるようにプログラムされています。
*共進化メンタリングプロセス理論 とは:
メンターがメンティを支援する際、メンティの個性(行動パターン)と状況(知識・スキル・意欲それぞれの開発度)にマッチした支援方法をメンターが実施するものです。
その為、メンターは、メンティの個性や状況を診断する能力とそれらにマッチした対応をする柔軟性を身につけなければなりません。そのプロセスにおいて、メンターとメンティが共に成長し、成果をあげるという個人にとっても組織にとっても大きなメリットがある仕組みとなっています。このシステムについての詳細は、弊社にお問い合わせ下さい。

*研修はメンター制度の目的によって、内容や研修時間など様々です。それぞれの目的によって研修サンプルを揃えておりますので、ご希望の方はお問合わせください。

メンター制度 アンケートからみられる成果(一部ご紹介)

Q.メンタリングで一番変化したことは何ですか?(考え、行動、習慣、人間関係など)

【メンター経験者】

●考え方だと思います。今まで関わってきた人と違うタイプな性格もあったので、悩んだり、自分から見方をかえてみようとしたり、意識や考え方が変わったと思います。
分の仕事のことで、いっぱいいっぱいになっている場合ではなくなった。メンティがちゃんとやり遂げられるか、仕事ができているか常に気にするようになりました。
●自分も新しいことにチャレンジするようになりました。
どうしたらメンティが安心してくれるのか、本心を話してくれるのか、様々な工夫ができるようになりました。また、初めのころよりずっと、メンティと仲良くなることができました。信 頼関係のもと支援できることの重要性を知りました。
●メンターをやっていて、メンティの上司から相談されることが多くなった。
私自身、相手に対して「聴く」ということを重視できるようになった。

【メンティ経験者】

●責任感を持つようになりました。「何とかなる」精神から。「なんとかする」という前向きな考え方に変わりました。メンターとの定期的なメンタリングで私の背中を押してくれる力強い存在がそうしてくれたのかもしれません。
ただなんとなくやっていた仕事がメンタリングを通して、目的をもって取り組めるようになりました。
●定期的にメンターの方とメンタリングを行うことで、仕事に対して、前向きに、また気持ちを楽にもって、仕事に取り組むことが出来るようになりました。
自ら考えて行動すること、失敗をおそれないこと。

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